【最終更新日】2021/2/8
・沸騰でカルキを抜く場合の注意点
・沸騰以外でカルキを抜く方法
皆さんは普段、どのような飲み物を飲んでいますか?
私のメインは「麦茶」です。
麦茶は水道水を沸騰させて作っているけれど…
ちゃんとカルキを抜くことが出来てるのかな??
――と、ふと不安になりました。
そこで今回は…
沸騰でカルキ抜きをする際の注意点などをまとめていきたいと思います!
カルキとは?
カルキの正式名称は、次亜塩素酸カルシウムといいます。
皆さんもご存知のとおり、カルキには消毒作用があります。
水道水そのままでは雑菌が存在しているので、日本では消毒をするためにカルキが使用されています。
水道水を消毒できるという利点がある一方で…
「カルキ臭」「人体への影響」が少なからず気になってしまいますよね(^^;
沸騰でカルキを抜く場合の注意点は?
多くの方が、「水道水を沸騰させるとカルキが抜ける」ということを知っているかと思いますが、完全にカルキを抜く場合には注意が必要です!
保温型の電気ポットには「カルキ抜き」機能が付いていたりするので、今回はやかんを使用する場合について、お話ししていきたいと思います。
①蓋を開ける
必ず蓋を開けた状態で沸騰させましょう。
沸騰によってカルキは気化します。
蓋をしていると気化したカルキの出口がなく、再び液体の中に戻ってしまうので気をつけましょう。
②10分程度は沸騰させる
沸騰してすぐに火を止めてしまうと、完全にカルキを抜くことができません。
むしろ、沸騰させた直後の水道水は、体に悪影響を及ぼすトリハロメタンが急増します。
そうなると水道水をそのまま飲んだ方が良いという、本末転倒な現象が起こります。
必ず最低10分~15分は沸騰させます。
カルキを抜いた水は消毒効果が消えてしまいますので、早めに使い切るようにしましょう。
沸騰以外のカルキ抜き方法は?
沸騰以外のカルキを抜く方法はないのかな?
気軽に出来そうな方法をご紹介します!
ビタミンと結合させる
ビタミンCは塩素と結合するという性質があります。
水道水にレモン汁を数滴加えると、塩素を中和しカルキを除去してくれます。
ただし、レモンの酸味と香りが加わることになるので、好みが分かれるかもしれません。
備長炭や竹炭を入れる
備長炭や竹炭を水道水に入れることによって、塩素を吸着除去できます。
さらに、炭に含まれるミネラル分が水に溶け込み、味をまろやかにします。
容器に入れて振る
カルキは衝撃に弱く、振ることで分解されるという性質があります。
その性質を利用して、ペットボトルなどの容器に水道水を入れ、振ることによってカルキを抜くことができます。
ただこちらの情報、賛否が分かれているので信憑性は△です。
まとめ
水道水を沸騰させることでカルキを抜きたいのなら…
☑やかんの蓋は開けたままにする
☑最低10分~15分は沸騰させ続ける
――というのが鉄則ですね!
私の場合、沸騰時間が短かったので、今後は気をつけたいと思います。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。
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