こんにちは、michikoです。
予定通り2月4日に雛人形を飾ることができました。
飾ると言っても、ケース入りの雛人形なので、飾る場所を確保して、しまってある場所から出してくるだけなんですけどね。
ところで、雛人形飾りに登場する人たちの職業は何かご存知でしょうか?
三人官女・五人囃子は何となく想像がつきますが、次の段にいくと…おじいちゃんだけど護衛?掃除の人?わからないので調べてみました!
お内裏様(だいりさま)・お雛様
はじめに、メインのお内裏様(だいりさま)とお雛様についてです。
そもそも『内裏(だいり)』とは、天皇の住まいである御所のことです。
ゆえにお内裏様とお雛様とは、御所に住んでいる天皇・皇后、もしくは皇太子・皇太子妃の姿であるとされています。
…お殿様とお姫様的な存在だとは思っていましたが、それは知りませんでした!確かに言われてみれば、日本だとそうなりますよね。
三人官女
三人官女は、お雛様のおつきの女性で、宮中で働く女官です。
手には、長柄銚子・加銚子・盃(三宝)を持っています。
三人官女の中央の方だけが既婚者です。眉を剃っている&お歯黒をしています。↑この画像だとわかりませんね。すみません(>_<)
…(*´-`*).。oO(きっと中央の人が一番仕事できるんだろうな )
五人囃子
五人囃子は少年たちで構成されている楽団です。
右から謡(うたい)、笛(ふえ)、小鼓(こつづみ)、大鼓(おおかわ)、太鼓(たいこ)と音の大きい順に並んでいます。
成人前ということもあり、他の男性たちとは髪型が違います。
楽団での活躍が成人後の出世にも関わるので、五人囃子は野心に満ち溢れていたという説もあります。
…嫉妬、裏切り、欲望渦巻いちゃったりしたのかな?妄想ふくらみます(笑)
右大臣、左大臣
右大臣、左大臣はお内裏様おつきの男性で、随身(ずいじん)と呼ばれています。
随身(ずいじん)とは、現在のガードマンに近いようです。
ガードマンといっても位はとても高く、向かって右が左大臣で年配者、向かって左が右大臣で若者です。
お内裏様と一緒に行動し、恋の橋渡しをすることもあったようです。
…おじいちゃんはお内裏様の信頼が厚いに違いない!恋の橋渡しだなんてドラマや映画にありそうな話ですね(*´艸`)
仕丁(してい)
雛段飾りの一番下にいる3人は仕丁(してい)といいます。職業は宮中の雑用係です。
手には、ほうき・ちりとり・熊手を持っています。
徭役(ようえき)によって、庶民の中から選ばれ、3年交代の無報酬で働いていたようです。
そんな理由から他の人形と違い、怒った顔・泣いた顔・笑った顔と表情が豊かなようです。
…無報酬( ⊙⊙)!!